第25回 働き方改革って?
NPO「ゆめ風基金」に非常勤職員として迎え入れられたものの、労働者になることが初めて。雇用契約書に雇用保険・有給休暇に代休・退職金に失業保険という言葉も、ここではじめてご伝授いただいて。えっ?休むことばっかりいうてるって。いやーこれ働くうえで大事です!
コロナ禍を理由に、ある日、突然「全員解雇」する経営者もいてますから。(@_@)
給料の遅配が徐々に長くなり、滞りだす。同時に今まであった会社の機械や器具が消えだす。しゃちょさんドロンの前触れですわ。いやードラマでしか知らなかった出来事が、私の目の前で現実に起きましたから。
労使(労働者と経営者)は交わらぬが世の常。というものの人間対人間。顔に砂かけて逃げるようなことはしたらあかんやろと。という私もその立場になったら、皆目一番?という気もいたしますが…。
たから、働いていて理不尽な目にあったら、雇用契約書やタイムカードがなくても、労基へGO!
数年前から耳にしている「働き方改革」もなんなんですかね?
今さら聞けない…の検索を要約解釈すると。「少子高齢化はますます進み、労働力は貴重になる。働き方は暮らし方・生き方である。なので様々な人がいろいろな働き方ができるように、企業はリモートワークなどを組み入れて、社会は育児と仕事の両立の環境を整える努力すること」らしい。
でもさー、これができる可能性がある企業って大企業だけだと思うんよ。
コロナ禍でもこの人たちの雇用は守られている。
緊急事態宣言がでると、大きな会社の窓口は締まり、銀行・証券・保険はリモートになる。スーパーの店員さんや宅配さんはいつもと変わらない笑顔をみせてくれるのにね。
多くの人は「働き方改革」を望んでいるはず。でも、コロナ禍で働き方以前に「働く場」や「仕事」がなくなった人も少なくないはず。
働いていても、仕事がないって結構つらいもんです。仕事をしていなかったら「楽でええやん。なんでやのん」って想像できなかった気持ちですけど。
私が職場を離れたのはコロナ前だったんだけど、「仕事」が先細りしていく感じもしていてね。7年いればこなせる仕事も多少は増える。でも、仕事を開拓するには力不足でした。勤勉な日本人なのよ。わ た し。
体力、筋力共に乏しい。そして、小心者だったことがここで露天されちまった。で、兆候なくオーバーヒートを起こしたんっすわ。
もともとの質(たち)だから鍛えようがない。のでポリシーは6分の力で生きる事。だったはずが、50歳からの7年だけはハードなダブルワーカーだったもの。というか、NPO職員と「締め切りがある書く人」の二足の草鞋を履いたものの脱げなーい。毎日ぺトペトと足跡をつけるけど、一本の道にならなーい。どこ行くねん?私…そんな感じでした。今思えば、なんちゅーことない。ありがたーい日々だったんですけど。