「従軍慰安少女隊」というマンガを紹介します!!
辛淑玉世話人が、ある集会でもらったパンフに載っていたこのマンガをとても気に入り、ぜひおんな組でも紹介したいと、作者の第九条日の丸さんに連絡をしたところ、快くOKをいただきました。
とにかく一度読んでみてくださいね!!(2007/10)
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マンガ「従軍慰安少女隊」
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(パンフレットより抜粋)
「『慰安婦』って何ですか」一日も早くこの問題を漫画化せねばと感じた一言だった。
文章のない本や講演会はたくさんあるのに、「慰安婦問題とはこれだ!」とすぐにわかるものがない、世の中漫画時代なのに漫画もない。
「慰安婦」の人々のことを否定したり中傷したりする漫画や政治家ばかりの日本。蟷螂の斧でしかありませんが、一人でも多くの人々にわかっていただきたいです。
今回の漫画は日本人慰安婦の視点で描きました。フィクションですが、事実をまとめたものです。軍刀で手術されるということも事実です。食事もいいものだったかどうかですが、中国やフィリピンでは戦争も終盤になっていたのでひどいものでした。漫画の中では朝鮮人の少女が首を吊って自殺になっていましたが、実際は鉄道自殺です。主人公は結局「花子」のことがわかっていないのです。日本人の彼女は、仕方なくとはいえ自分の意思で慰安婦になったのですが、「花子」は拉致・監禁・レイプ・強制売春だったのです。
しかしその現実をちゃんと見てはいません。主人公の父や兄は正義のために戦争に行っているわけで、自分の父や兄たちもそんなひどいことをしていると信じたくないのです。ここが日本人と外国人「慰安婦」たちとの大きな溝なのです。
外国人の「慰安婦」に対して強制的だったかどうか自民党が調査するということですが、さかさに振っても出てくるのは真実だけです。どのような結果が発表されようと、「世界中で行われている戦場での性暴力や軍隊による女性への暴力をなくす」という私どものスタンスは少しも揺るぎません。その意味で「慰安婦」の人々のことは、戦後生まれでも語ることができる「戦争体験」なのです。なぜなら現代でも戦場での性暴力はなくならないからです。
サークル 男たちの育児休暇
P.N 第九条日の丸
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