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■チャランケの会からのお願い■

11月上旬から12月中旬にかけて全国の12大学にあるアイヌ遺骨が移送されることに対し、
111日付で「声明」を出しました。
みなさま、ぜひ呼んでください。
(2019/11/6)

■愛と怒りの勝手連■

2013年1月沖縄のすべての首長らが「反オスプレイ集会」行った時
投げかけられた言葉は「ゴキブリ」「ドブネズミ」「売国奴」だった。
日本にとって沖縄は「見せしめ」である。そして、沖縄、福島と生存権を奪っていった。良心の結集に政党はジャマだと思った。
でも、私も声をあげた。勝手連を立ち上げた。(辛)
http://yamashirohiroji.com/cheeringparty/
勝手連 twitter https://twitter.com/1209amayumi
勝手連 Facebook https://www.facebook.com/find-friends/browser/#!/profile.php?id=100006280953981

(2013/7)

■「アイヌ副読本」チャランケ解説■

「アイヌ副読本」(以下「副読本」)は、「アイヌ文化振興・研究推進機構」
(文化庁所管の財団法人。以下「機構」)の事業のひとつで、
アイヌ人の幅広い支持を得ており、発行の2001年からこれまで問題なく義務教育に活用され、
子どもたちが少数民族の存在を知り、共生を学ぶ機会となってきた。

ところが、昨年、自民党の参議院議員や道議会議員が、その記述を問題視する動きを始め、
これに「機構」の事務局が同調して、拙速かつ独断的に(編集委員会に諮らず)改変を進めた。

これに対して、旭川アイヌ協議会(会長=川村シンリツ・エオリパック・アイヌ)や
首都圏のアイヌグループは抗議を決め、当初、動きの鈍かった北海道アイヌ協会をも動かして、
最終的に全国のアイヌ人の合意によるチャランケ(アイヌの優れた伝統である、話し合いによる
戦い)活動が実現した。

その結果、「機構」は8月2日の理事会で、独断専行してきた政策を、すべて撤回すると決定した。
撤回した政策は次のとおり。

(1)3月27日に全国の教育委員会に配布した「副読本」の「修整・削除」文書を撤回
(2)新たな編集委員会を選任し、来年度から全面改定した副読本を配布するとした方針を撤回
(3)今年度は副読本は発行しないとした方針を撤回


なお(2)の「新たな編集委員会」の顔ぶれ予定は、アイヌ委員を大幅に削るものだった。

こうして事件は、先住民族を完全制圧したい和人勢力に対して、アイヌ側が一応の勝利を収めた
結果となった。しかし、「機構」にはなお数名、改悪に固執する和人が有力なポジションを
占めているので、アイヌたちは油断できないと考えている。
(伊豆半島・中山千夏)

■アイヌ副読本問題に抗議■
(抗議ならびに申し入れ文はこちら)

2007年、国連は「先住民族の権利宣言」を採択し、また2010年にはアイヌ人を日本の「先住民族」と
認めて、対策の改善を日本政府に勧告しました。
アイヌたちの長年の血の滲むチャランケ(非暴力な話し合い)努力によるものです。
その後、国会でもアイヌを先住民族とする決議が行われました。こうした流れの中で、
関係省庁の取り組みや市民活動も徐々に改善されています。

しかし、日本政府の政策ががおざなりであるために、間違った歴史認識が役人や政治家の間で根絶されず、
ともすれば彼らの活動が、アイヌの人権獲得を後退させます。


昨年12月からの「アイヌ副読本」を巡る動きはその顕著なひとつです。

これを憂うるアイヌたちと友人が、2012年4月26日、関係各所に抗議と申し入れをおこないました。
友人のなかには、おんな組いのちの代表世話人と事務局員が名を連ねています。

「抗議ならびに申し入れ」文を掲載しますので、どうか事態を知り、関心を寄せてください。

(伊豆半島人=中山千夏)


(なお掲載は文部科学大臣あてのものですが、同文をもって、文化庁長官、国土交通大臣、北海道知事、
アイヌ文化振興・研究推進機構理事長にも抗議と申し入れをしました。)

「青踏」発刊100年
いま、青踏を生きる

2011年9月は、雑誌『青鞜』が発刊されてちょうど100年になります。平塚らいてうさんをはじめ、さまざまな女性が、女性の尊厳、自由を求めて活動したことは感慨深いものがあります。バッシングを受けながらも大きな共感を得て突き進んだ『青鞜』の女性たちに感謝したい思いで一杯です。その後の100年間にもがんばってきた無数の女性たちがいます。その活動・表現・人生に力をもらいながら、これからの100年間につなげていきたい。女も男も生き生きと過ごせる社会を多くの人たちと作っていきたいと思います。

■開催日時 9月3日(土) 13時30分開場 14時開演〜16時30分

■開催場所 女性就業支援センター(旧 女性と仕事の未来館)ホール
       JR田町駅(西口)より徒歩3分、都営地下鉄三田駅(A1出口)より徒歩1分、
       電 話 03-5444-4151

■参加費 1000円

■プログラム
 *歌:吉岡しげ美「山の動く日きたる」 
 *ビデオメッセージ 瀬戸内寂聴
 *青鞜を語る  高良留美子(詩人)、伊藤比呂美(詩人)、中山千夏(作家) 
 *ショートスピーチ 田中美津、雨宮処凛、吉武輝子、米田佐代子、福島みずほ、
           倉田真由美、舘かおる、浅倉むつ子
 *閉会あいさつ  樋口恵子

■呼びかけ人
  樋口恵子 吉武輝子 岩田喜美枝 坂東眞理子 有馬真喜子 上野千鶴子
  福島みずほ 坂本洋子 永井よし子 柚木康子 麻鳥澄江 赤石千衣子
  倉田真由美 清水澄子 船橋邦子 ゆのまえ知子 越堂静子 浅倉むつ子
  中嶋里美 山田満枝 羽田澄子 赤松良子 竹信三恵子 舘かおる 
  吉岡しげ美 榊原富士子 香山リカ 池田香代子 角田由紀子 原ひろ子
  辛淑玉 中山千夏 (順不同)

■主 催 「青鞜」発刊100年のつどい実行委員会(事務局メンバーを募集中です!)

■連絡先 TEL: 03-6550-1111 FAX: 03-6551-1111
      E-mail: seitoh100@mail.goo.ne.jp 
      ブログ: http://blog.goo.ne.jp/seitoh100/

国連人種差別撤廃委員会の勧告を実現!
―先住民族アイヌの権利回復・審議会の設置を!
「在日」・沖縄・あらゆる差別撤廃!―

ケウトム ピリカ ウタラ アン テケ アンパロ
アルムダウン マウムロ ウリ ソヌル チャプ チャ
美しい心で 我らは 手を つなごう

日 時 2011年2月19日(土)
     開場:午後1時  開演:午後1時30分  閉場:午後4時30分
■場 所 星陵会館ホール
      東京都千代田区永田町2-16-2 TEL03-3581-5650
      JR沼津駅より徒歩10分(静岡県東部総合庁舎北側)
■入場カンパ 1000円

■主 催  国連人種差撤廃廃委員会の勧告を実現!実行委員会
*呼びかけ人・団体:旭川アイヌ協議会/アイヌ・ラマット実行委員会/おんな組いのち/岡崎享恭(京都産業大学 講師)/小笠原信之(ジャーナリスト)/金 時鐘(詩人)/佐高 信(週刊金曜日編集人)/辛 淑玉(人材育成コンサルタント)/田中優子(週刊金曜日編集人)/谷口 滋(元東京都同和教育研究協議会・会長)/ティーター・ジェニファー/中山千夏(作家)/朴 慶南(エッセイスト)/金澤 壽(全労協 議長)/丸山未来子(おんな組いのち事務局)

■連絡先 TELFAX03(3860)2156  Eメール:md_ramat@ybb.ne.jp(出原)

<2・19集会内容>

アイヌ民族の発言: 川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(旭川アイヌ協議会会長)
          宇梶 静江(アイヌウタリ連絡会代表)
石井ポンペ(原住、アイヌ民族の権利を取り戻すウコチャランケの会代表)
          星野  工(東京アイヌ協会会長)
          岩渕 一磨(釧路)
署名他報告: 出原 昌志(アイヌ・ラマット実行委員会共同代表)
「在日」から:梁 澄子(在日の慰安婦裁判を支援する会)
沖縄から: 上原 成信(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック 顧問)
教育現場等: 長谷川和男(「高校無償化」の朝鮮学校排除を許さない!全国集会実行委員会)
       谷口 滋(元東京都同和教育研究協議会 会長)
(休 憩)5分

【歌 舞】1時間10分

中山千夏 (コーディネーター) 出演者の対話も
李 政美 (ピアノ伴奏で)
石井ポンペ(ポンコリ演奏・歌)
古式舞踊(旭川・首都圏のアイヌ)
旭川チカップニアイヌ民族文化保存会(川村ほか4人)、レラの会(平田幸ほか2人)、東京アイヌ協会(星野工会長ほか1人)、ペウレ・ウタリの会会長(石川洋子会長)、関東ウタリ会(八幡智子)

集会後デモ

2011.2.19.国連人種差別撤廃委員会の勧告を実現!PDF

死刑のない社会へ
地球が決めて20年 日比谷公会堂大集会

日 時 2010年12月19日(日曜)午後2時30分開演(予定)
■場 所 日比谷公会堂(東京)
      地図・アクセス:http://hibiya-kokaido.com/map.html

■講 演 辺見 庸
     
演題:「国家と人間のからだーー私が死刑をこばむ理由」

コンサート 上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)
メッセージ 団藤重光/中山千夏/イーデス・ハンソン/加賀乙彦ほか
講   談 神田香織
発   言 死刑廃止を推進する議員連盟ほか

集会の趣旨 
 アムネスティ・インターナショナルの調査では、過去10年以上のあいだ死刑を執行していない国を「事実上の死刑廃止国」として死刑廃止国にカウントし、2009年末の段階で、死刑廃止国は139カ国(うち事実上の死刑廃止国が35カ国)、存置国は58カ国となっています。
アメリカ合州国の中でもアラスカ州など15の州で死刑は廃止されています。
死刑に特に犯罪を抑止する効果が認められない上に、冤罪の場合には取り返しのつかないこと、死刑が権力の恣意的な道具に使われてきたことなどへの反省から、世界は死刑廃止への道を歩んできたのです。
死刑を残している国でも、昨年一年間に実際に死刑執行を行ったのは18カ国にすぎません。残念なことですが、そこには日本も名を連ねています。
しかし、重大な冤罪事件が次々と問題にされ、あろうことか検察官による証拠のねつ造までが発覚している今日、日本の検察や裁判所にはとても人に死刑を求める資格などないのではないかと疑問の声も高まっています。
私たちは、世界中で多くの人々が死刑のない社会に生き、死刑を用いないで犯罪に向かい合っていることに思いを馳せながら、日本でも死刑執行の即時停止を求めるものです。

主催・問合せ 死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
         〒107-0052 東京港区赤坂2-14-13 港合同法律事務所気付
         TEL.03-3585-2331 FAX.03-3585-2330
         郵便振替口座:00180-1-80456 フォーラム90
★集会等の速報のためにメールの連絡網を作成中です。
「集会案内希望」と表題に書いてメールをお寄せください。
email : stop-shikei@jca.apc.org

12/19死刑のない社会へPDF

飯塚事件を考える
〜DNA冤罪?もう一つの足利事件 徳田弁護士講演会

日 時 2010年9月11日(土) 18:30〜20:30
■場 所 沼津労政会館 第1会議室
      静岡県沼津市高島本町1-3 
      JR沼津駅より徒歩10分(静岡県東部総合庁舎北側)
■参加費 500円

■主 催  アムネスティ静岡グループ
■共 催  日本国民救援会沼津支部
■お問合せ さかもと TEL.0547-59-4810(17:30〜22:30)
      Email:kv7h-skmt@asahi-net.or.jp
      まき 携帯電話 090-7039-4505

足利事件はDNA鑑定の誤りが認められ再審の結果、完全無罪となりました。
ほぼ同時期に福岡県で発生した、小学1年生の女児2人が殺害された
飯塚事件も、同じ手法で行なわれたDNA鑑定が重要な証拠となり死刑が
確定、2008年10月に執行されてしまいました。
犯人とされた久間さんは、捜査・裁判で一貫して容疑を否認し、再審請求準備中でした。
足利事件と同じく、誤ったDNA鑑定による冤罪の可能性が指摘されています。
もしもあなたが裁判員に選ばれたら、この事件をどのように考えますか?
弁護団の共同代表である徳田弁護士のお話を聞き、この事件の経過と
問題点を振り返るとともに、冤罪事件の多発する理由なども含め皆で考えていきたいと思います。

■講師プロフィール
徳田靖之氏、弁護士。飯塚事件弁護団共同代表。
1944年、大分県別府市生まれ。東京大学4年のときに司法試験に合格。
東京で4年間活動。その後、大分県にもどり、多くの医療過誤事件を手掛け、とくに薬害エイズ訴訟、
ハンセン病訴訟などの弁護団のリーダーとして活躍する。

■連絡先 アムネスティ静岡グループ

http://www.amnesty.or.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000002867&mm=1

WHR日本建設委連続学習会2010
   「いまなお、武力紛争下で性暴力が」
NO.1 国際機関の報告書などにみる武力紛争下の性暴力
   <同時開催>パネル展示「戦争と女性の人権国際展」

連続学習会NO.1
■日時:7月17日(土)14:00
■会場:Spacecafeポレポレ坐
     中野区東中野4−4−1ポレポレ坐ビル1F 都営大江戸線・JR東中野駅から徒歩1分
      TEL03-3227-1405
      http://za.polepoletimes.jp
■講師:寺中誠(アムネスティ・インタナショナル日本事務局長、東京経済大学客員教授)
■資料代:800円

<パネル展示「戦争と女性の人権国際展」>
■日時:7月17日(土)13:00〜20:00
    7月18日(日)・19日(月・祝)11:30〜17:00
※子細はHPをご覧下さい……http://www.whrmuseum-jp.org

関東大震災時 殉難韓国.朝鮮人追悼碑完成記念
   チャリティーコンサート「ほうせんかの夕べ」

■とき:6月26日(土)2時開場 3時開演
■場所:曳舟分化センターホール
■会費:大学生以上3000円(当日3500円)小・中・高2000円
■出演:小室等・李政美・おにく うどんえ・1960
■申し込み:03-3614-8372へ

※子細はブログを見て下さい!
http://www.maroon.dti.ne.jp/housenka/yuube2.html

先住民族アイヌからのメッセージ
  ーアイヌモシリと首都圏を結んで PART2

■プレイベント■
 ・日時:2010年5月26日〜28日(午前9時〜午後5時 最終日・午後4時)
 ・場所:アイヌ文化パネル・工芸展(足立区役所 アトリウムC)

■6・6アイヌ古式舞踊公演とお話■
ケウトム ピリカ ウタラ アン テケ アンパロ
(良い心で 私達は 手をつなごう)
先住民族アイヌからのメッセージーアイヌモシリと首都圏を結んでPART2

 ・日時:2010年6月6日(日)
     午後4時〜午後6時 カムイノミ  午後7時〜午後9時 アイヌ古式舞踊公演
 ・場所:カムイノミ(千住新橋右岸たもと・虹の広場)
      JR・東京メトロ「北千住駅」から国道4号線を北上徒歩15分
      公演(生涯学習センター・講堂)
 ・お話:<講演>いま先住民族アイヌからのメッセージ 
      <講師>川村シンリツ・エオリパック・アイヌ 
  *パネルディスカッション:司会 中山千夏
  *パネリスト:川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(チカップニアイヌ民族文化保存会会長)/
         杉村フサ(同)/星野工(東京アイヌ協会会長)/平田幸(レラの会)
 ・主催:呼びかけ=アイヌラマット実行委員会  ケウトム ピリカ実行委員会
 ・後援:足立区・足立区教育委員会・荒川区

*古式舞踊公演タイムスケジュール
6時40分:開場
7時   :挨拶・講演 川村シンリツエオリパックアイヌさん
          (チカップニアイヌ民族文化保存会会長 アイヌ・ラマット実行委員会共同代表)
7時25分 :パネルディスカッション 司会・中山千夏
      パネラー:川村シンリツ・エオリパック・アイヌ(チカップニアイヌ民族文化保存会会長)
           杉村フサ(チカップニ同)/星野工(東京アイヌ協会会長)
           居壁太(東京同)/平田幸(レラの会)
午後8時05分:休憩
午後8時10分:チカップニアイヌ民族文化保存会・首都圏の古式舞踊 
9時10分   :終了

6・6アイヌ古式舞踊公演とお話PDF

4.19革命から50年 <シンポジウム>
『戦争と国家暴力〜韓国民衆の100年の歩みをふりかえる〜』

■概要■
 ・主催:4.19革命50周年事業準備委員会
 ・日時:2010年 4月18日(日) 13:00〜18:00 (開場 12:30)
 ・場所在日本韓国YMCA 9階国際ホール (東京都千代田区猿楽町2-5-5)
     http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/
     −JR水道橋駅徒歩6分/御茶ノ水駅徒歩9分/地下鉄神保町駅徒歩7分
 ・参加費:1000円(学生500円)

■講演者■
1)金東椿氏(韓国聖公会大学教授)『1950年朝鮮戦争とは何であったのか』

1959年、慶尚北道栄州生まれ。『歴史批評』編集委員、『経済と社会』編集委員長、参加連帯政策委員長、参与社会研究所長などを歴任した後、1997年より聖公会大学校社会科学部および同大学NGO大学院教授として在籍。2005年より「真実・和解のための過去事整理委員会」の常任委員を務める。
著書に、『朝鮮戦争の社会史 避難・占領・虐殺』、『韓国社会労働者研究』、『分断と韓国社会』、『近代の影―韓国の近代性と民族主義』、『NGOとは何か』など。

2)慎蒼宇氏(都留文科大学講師)『抗日義兵闘争から始まる韓日100年史』

1970年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。朝鮮近代史専攻。
著書に、『植民地朝鮮の警察と民衆世界』、『アジアの国民国家構想』、など。

3)林哲氏(津田塾大学教授)『4・19革命50年をふりかえる』

1946年生まれ。専門は、国際関係学、東アジア近現代史、朝鮮現代史。
朝鮮戦争中、ソウルから釜山に避難して避難民学校に通う。1952年末に渡日。
早大の学生時代は韓文研・韓学同に参加、日韓会談・条約闘争直後の時期にあたる。その後、東京大学大学院の国際関係論専攻課程で学ぶ。
著書に、『東アジア近現代史』、『20世紀を生きた朝鮮人』など。
訳書(共訳)として、B.カミングス著『朝鮮戦争の起源』、徐仲錫著『現代朝鮮の悲劇の政治指導者たち』(解説も執筆)、など。

■お問い合わせ・連絡先■
4.19革命50周年事業準備委員会 kangakudo419@yahoo.co.jp
〒332-0022 埼玉県川口市仲町10-31文化センター・アリラン気付

■開催趣旨文■
1960年4月、李承晩独裁政権は崩壊しました。永きにわたって韓国を支配した利己的な専横は、4月革命によって駆逐されました。その4月革命(4・19)から50周年を迎えています。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、日清・日露の両戦争を通じ朝鮮半島における軍事的影響力を高めた日本、それは一方で韓国の民衆レベルにおける広範な民族主義の高揚と独立運動への傾斜をうながす過程でもありました。
しかし、日帝から解放されたにもかかわらず、東西冷戦構造の最前線基地として、朝鮮半島は分断を余儀なくされます。
4月革命は、その冷戦構造の最前線で、抑圧の軛を自らの手で断ち切ろうとしてわき起こった民衆運動の系譜に他なりません。
しかし、4月革命がもたらしたつかの間の政治的自由と民主化への期待は、朴正煕の5・16軍事クーデターによって踏みつぶされました。

2000年代にはいって、韓国社会では「親日派」問題が噴出しています。
その「親日派」の典型として語られるのが「高木正雄」改め「岡本実」こと帝国陸軍少尉朴正煕。彼を産み育てたのは日本であり、そして彼の権力者としての地位に信認と正統性を授与し,引き換えに韓国の軍事外交を支配してきたのが米国です。
アジア外交における米国の基本路線は「民主主義と反共」であり、二つが矛盾・対立するときは必ず「反共」が優先され、「民主主義」が弾圧されました。
韓国における「民主化」闘争は常にこの「反共」を看板とする政策との闘争であったといっても過言ではありません。

4月革命を踏みにじって出帆した苛烈な朴正煕の独裁体制は、李承晩政権が4月革命によって崩壊したのと同様、1979年の民主化闘争の高揚、その結果としての朴正煕大統領射殺をもって幕を閉じました。
今度こそと思われた「ソウルの春」がまたしても銃剣によって蹂躙されようとしたその時、光州民衆抗争が起きます。
米軍が前線に配備されていた空挺部隊を光州へ展開する鎮圧作戦に出動する承認を出したがゆえに、同族が血で血を洗う悲惨な抗争へと発展しました。
当時韓国軍に対する作戦指揮権を持っていた米国が、作戦を承認する事で直接韓国の内政に介入,干渉したのです。
この時、光州の民衆は「民主主義」より「反共」を看板とする米国の対韓政策の犠牲となりました。

1980年代後半からの「自由化」「民主化」の流れは、90年代に広がる世界的脱冷戦構造への変容過程で、「反共」という軛を取り外したかにみえます。
しかし、韓国近現代史の骨格を形成している「民主主義と反共」の相克を打ち破ったのは、韓国民衆による粘り強い民主化闘争の結果である事はいうまでもありません。

本年は4月革命50周年であるのと同時に、1910年の韓国併合(日帝強占)から100年を迎える年でもあり、より峻烈で苦痛に満ちた記憶と体験−1980年の光州抗争−から30年となる年でもあります。
韓国の近現代史を考える上で、最も重要な分水嶺となった出来事が4月革命を中心としながら、再びここで巡り会います。それに合わせ、この催しを企画いたしました。
どうぞご参加下さい。お待ちしております。

シンポジウム『戦争と国家暴力〜韓国民衆の100年の歩みをふりかえる〜』PDF

2009難民支援チャリティー寄席のご案内

難民支援基金が主催する難民支援チャリティー寄席の季節がやってまいりました。今年で 6年目を迎えます。
昨年の難民認定申請者は 1599人と前年の約2倍近く、認定された人は 57人に過ぎません。認定されない多くの人は刑務所同然の収容センターに拘束され、大変な困難を抱えています。難民支援基金は生活に苦しむ難民の方々を支える一助になればと、チャリティー寄席を続けています。

今年は東京では11月26日(木)に昨年と同じ文京シビックホール、沖縄では12月5日(土)にうるま市民芸術劇場と2か所での開催です。東京では、初めて津軽三味線の浅野_さんとのジョイントです。詳しくはチラシをご覧下さい。当日券があります。できれば事前に今野事務所へご連絡(電話:03-3508-8708)いただけるとありがたいです。
今年もどうぞよろしくお願いします。
 
参議院議員 難民支援基金理事長   今野東

<東京公演>
■とき:11月26日(木)18:30会場/19:00開演
■場所:文京シビックホール2階 小ホール
■全席自由/3000円(税込)

<沖縄公演>
■とき:12月5日(土)午後6時開演
■場所:うるま市民芸術劇場 燈ホール
■入場料:3000円

◎お問い合わせ:今野東 東京事務所 TEL.03-3508-8708
◎主催:難民支援チャリティー寄席 実行委員会
◎制作:コノミックス
*チケット取扱い:ファミリーマート、サンクス、チケットぴあ各店 Pコード 399−094
    

2009難民支援チャリティー寄席(表)PDF

2009難民支援チャリティー寄席(裏)PDF

9条フェスタ2009

9条フェスタは、非暴力で平和を求める多様な団体、個人がつながり合うための開かれた集いです。

 き:2009年11月15日(日)
じかん:AM11:00-PM5:30(開場AM10:30)
ところ:大田区産業プラザPiO(東京都大田区)
チケット:前売券500円 当日券700円 小・中学生100円

■お問い合わせ:9条フェスタ2009事務局 TEL:03-3442-2333
         http://9jyoufesta.sakura.ne.jp/festa2009/

★9条フェスタにおんな組も参加します。
 お時間のある方はぜひ参加してね。
 また、当日ボランティアでお手伝いしてくれる方を募集してます。
 手伝ってもいいという方は、事務局までメールをください。
(最近、事務局にメールが届かない事故が起きています。かならず返信しますので、返信が来ない場合は再度メールを送ってください)

韓国・朝鮮人殉教者追悼式のご案内

「殉教者 追悼碑」完成・お披露目の案内
1923年9月震災が起きた時、「朝鮮人が暴動をおこす」などの流言蜚語がとび、それを信じた人々によって、数千名の韓国・朝鮮人が殺害されました。
荒川に架かっていた旧四ツ木橋周辺は、軍隊が出動して機関銃で撃った事もあり、多くの犠牲者を出した場所の1つです。
「なぜ殺されるか」もわからぬままの犠牲者の追悼は、過去をありのままに受け止めて、繰り返さないことを誓い、平和を願うことでもあります。
どうぞ、韓国・朝鮮人殉教者を悼み、お一人ずつ献花をお願いいたします。
そして、ついに「悼」の文字を刻んだ追悼碑という形に表す事ができました。追悼式の前後の時間にお立ち寄り下さい。

■追悼式案内 日時:9月5日(土)午後3時より
       場所:墨田区荒川河川敷 木根川橋下手

          京成線八広駅(各駅停車のみ)

小雨でも献花できるよう準備します。運営費のため、お花代の箱を置かせていただきます。
 花一輪分のご協力を頂けたら幸いです。
式終了後、河川敷で交流の場を設けます。供物を頂きながら、語り合いましょう。(飲み物のみ有料となります)
当日連絡:ほうせんか 090-6563-1936(3〜4時は留守設定です)
当日、ボランティアを募集しています。(直接、会場に来てください。10:30〜)

被害者も加害者も変われる社会へ
〜裁判員制度スタート。私たちからできることを考える〜

今年5月、ついに「裁判員制度」がスタート。
「裁く」ことに関心が注がれがちのメディアや社会だが、本当に大切なものは何か?
私たち市民は、いかに罪や暴力と向き合うべきなのか。
佐賀バスジャックの被害者である山口由美子さんのお話を中心に、番越し、問題を抱える少年の支援者、メディア実践者などを交え、裁判の「その先」を考える。

■日時:6月13日(土)18:30〜21:00
        (開場18時)

■場所:津田塾大 千駄ヶ谷キャンパス
     JR千駄ヶ谷駅
     地下鉄大江戸線国立競技場すぐ

■パネリスト:山口 由美子(佐賀バスジャック事件被害者)
       村上 満宏 (愛知県弁護士会所属弁護士)
       三好 洋子 (自立援助ホーム「憩いの家」非常勤職員)
       坂上 香  (津田塾大学准教授/映画監督)

■入場料:無料

■主催:津田塾大学メディアスタディーズコース

チャリティーコンサート&トーク ほうせんかの夕べ
【関東大震災 85周年 韓国・朝鮮人殉難者追悼式】

毎年9月、関東大震災において虐殺された朝鮮人を追悼するために荒川河川敷で韓国・朝鮮人殉難者追悼式が行われています。
主催するのは「グループほうせ んか」。発足当初から、史実を伝え事件を風化させないために追悼碑を建立することも大きな目的としてきました。
2009年夏、とうとう、墨田の地に追悼碑 が建てられます。これは日本と韓国・朝鮮の人たちとの和解と相互信頼のスタートになると信じます。
この追悼碑建立のために収益金のすべてが使われるチャリ ティーコンサートが開かれます。

■日時:2009年4月29日(水・休日)
    2時半開場 3時開演 6時40分終了

■場所:曳舟文化センター 住所:京島一丁目38番11号 電話:03-3616-3951
    交通:京成線・京成曳舟1分、東武線・曳舟3分
    最寄りのバス停は「曳舟文化センター」

■入場料:高校生以上 2500円(当日3000円)
     小中学生 2000円
(当日2500円)

■主な内容:追悼の辞、献花、プンムル等

■連絡先:グループほうせんか 03-3614-8372,
     追悼する会 03-3676-8356
     ★当日連絡 090-6563-1923
     (グループほうせんか / 午後3時〜4時は留守番電)

※「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」の
 ブログがありました。詳細がわかりますよ。参考にどうぞ
 http://moon.ap.teacup.com/applet/housenka/msgcate3/archive

死刑に異議あり!キャンペーン
 人の使い捨て 命の使い捨て 〜貧困から考える死刑〜

社会への暴力、社会からの暴力。「殺せ!」の大合唱。
これでいいのでしょうか?

日本に限らず世界でも、暴力が暴力を生み、苦しみがさらなる苦しみを生みます。
厳しく罰すれば事件は防げるのでしょうか。

アジアの国々に目を向けると、韓国やネパール、フィリピンなどでも死刑が廃止されています。
この催しでは、フィリピンの死刑廃止の経験を踏まえつつ、米国の状況、
秋葉原事件などを切り口に貧困と差別、犯罪と死刑をめぐる諸問題を考えます。

■日時:2008年12月14日(日)
 開場:13:00
 開演:13:30 終了予定:16:30

第一部 スピーカー:トレーシー・パビコさん(フィリピン人権情報センター)
第二部 パネルディスカッション :坂上香さん(ドキュメンタリー映画監督)
                今野晴貴さん(NPO法人POSSE代表)

■場所:明治大学リバティタワー1013(最寄り駅JRお茶の水駅)

■アクセス:http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.69423105&lon=
139.76475353&sc=3&mode=map&pointer=on

■参加費:500円(25歳以下無料)

■ビデオ・メッセージ:雨宮処凛さん、辛淑玉さん、ピーター・バラカンさん、湯浅誠さん

■スピーカー&パネリスト紹介
●トレーシー・パビコさん
フィリピン人権情報センター(フィルライツPhilRights)職員。2003年10月から2006年6月(死刑廃止)までフィリピン国内の死刑廃止キャンペーンをコーディネート。全国ネットワーク「死刑に反対する人々‐修復的司法への運動 」(MTB-MRJ)の運営、研修、フィリピン上下院において死刑を廃止するためのロビー活動に従事。死刑廃止後の現 在も、フィルライツの人権と司法に関するプラログラムの実施、政府機関とNGOとの間で刑務所改革に関する対話を 進めている。

●坂上 香さん
津田塾大学准教授。米ピッツバーグ大学大学院社会経済開発学修士号取得後、日本のドキュメンタリー番組のディレクターを約10年務めた。2001年に独立、映像制作者集団out of frameを立ち上げ、自主映画の製作・上映活動を行っている。米国の終身刑受刑者を描いた「ライファーズ」でNew York Independent Film and Video Festivalの最優秀 国際ドキュメンタリー賞などを受賞。著書に『癒しと和解への旅-犯罪被害者と死刑囚の家族たち』(岩波書店)。

●今野 晴貴さん
NPO法人POSSE代表。一橋大学大学院修士課程。共著に「働く若者たちの現実」『世界』2008.10など。 POSSEは今年6月都内の大学生を中心として結成された、若者の「働くこと」に取り組む団体。「フリーター」や「ニート」な どと呼称されている同世代の実体を、自ら調査し、法律や経済、社会学など様々な角度から社会に意見を投げかけて いる。

主催:死刑に異議あり!キャンペーン推進事務局
問合せ:
abolition21@amnesty.or.jp


死刑に異議あり!キャンペーンとは?
 2008年7月、相次ぐ死刑執行に対し、死刑に反対するという抗議の声をあげるため、このキャンペーンは開始されました。以下の共同事務局を担う二団体を中心に、さまざまな団体、個人、ネットワークが加わっています。
キャンペーンでは、「死刑執行の即時停止」を求めつつ、さまざまな立場の違いを超え、社会の中のさまざまな活動を互いにつなげながら、日本社会に対し「なぜ死刑がいけないのか」について考える多様な機会を提供しようとしています 。

共同事務局:監獄人権センター&アムネスティ・インターナショナル日本
ホームページ:http://www.abolish-dp.jca.apc.org/
問い合わせ先:電子メール: <abolition21@amnesty.or.jp>  FAX:03-3518-6778

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「死刑廃止に向けて死刑執行の即時停止を求める
キャンペーン」賛同のお願い


2008年7月14日

呼びかけ団体:社団法人アムネスティ・インターナショナル日本、
NPO法人監獄人権センター


 昨今貧困、格差、派遣労働、ニート、ワーキングプアなどさまざまな言葉で社会問題として取りざたされています。社会保障の切り下げが断行され、ますます生きにくい社会となっているのではないでしょうか。この問題は経済的な問題だけにとどまるものではありません。教育や就職、公的福祉などを十分に受けられず、家族の中でも居場所がなくなるなど行き場を失い自殺者が急増し、社会問題化しています。同時に秋葉原の無差別殺傷事件など社会を騒がせる事件にもつながっています。
 これらの事件について結果責任、自己責任が声高に叫ばれ厳罰を求める風潮に満ちています。この風潮に応えるように、日本では2ヶ月に一度の死刑執行が行われています。犯罪にはさまざまな問題が背景としてあります。しかし、死刑を執行しても犯罪の背景にある問題群は一切解決されず、社会がよくなることはありません。貧困などの社会の中の構造的課題を無視し、日本政府は犯罪を犯した人を処刑することで対処しようとしています。
 その行き着く先は、人の命が軽ろんぜられ、犯罪被害者を含むすべて人々の人権が軽視され、貧困や犯罪やあらゆる社会問題もすべては個人の自己責任とされ、「犯罪との戦争」と共に「正義の戦争」が称揚される殺伐とした社会ではないでしょうか。この流れは、何としてもストップさせねばなりません。
犯罪の背景にある問題は死刑事件を起こした人だけのものではありません。多くの無期刑以下の刑に服する人にも共通して見られることです。犯罪にかかわるすべての問題はつながっています。死刑と通底した犯罪にかかわる問題に取り組んでいる人びととともにとりくみたいと考えています。
 本キャンペーンでは、さまざまに立場の違いがあっても「死刑執行の即時停止」を求めるという一点で、全国的な運動を作ることを目指しています。そのためには、人権団体のみならず反貧困運動や平和運動などこれまで直接的に死刑について運動を展開していない分野の人々にも、「なぜ死刑がいけないのか」という点を共に考え、発信していただきたい。これまでの人権団体が思いもつかない観点から、それぞれの立場から死刑問題を捉え、さまざまな角度から日本社会に対し「なぜ死刑がいけないのか」について考える多様な機会を提供したいと考えています。死刑問題を入り口に死刑にかかわる社会的課題に社会の関心が高まり、死刑のみならず関係のある社会問題全体が前進すると信じています。是非本キャンペーンにご賛同ください。生きにくい世の中に対して運動している団体・個人で問題を共有し、生きやすい社会の実現を目指しましょう。

*本キャンペーンの背景は趣意書をご覧ください。趣意書は、http://www.jca.apc.org/cpr/にございます。

★無着成恭トークライブ
 「わたしの遺言〜いのちと平和〜」

■日時:2008年9月28日(日)
 開場:16時30分
 開演:17時00分

■出演:無着成恭、矢崎泰久、パギやん(趙博)、HALMA・GEN、
     小池薫、赤川浄友

■料金(木戸銭):2000円(前売りのみ)

■座席数:250席

■公演プログラム
1.パギやんライブ with ハルマ・ゲン(約30分)
2.無着成恭トークライブ(約60分)
3.異色の対談/無着成恭vs矢崎泰久(約45分)
4.ミュージックライブ/小池薫(約30分)
仲入り(休憩)あり

■会場:フォーラム南太田 大研修室
    〒232-0006 横浜市南区南太田1-7-20

■交通・アクセス:横浜市営地下鉄 吉野町駅徒歩7分
         京浜急行線 南太田駅徒歩3分

■主催:なあむ☆サンガ
■共催:芸人三昧
■チケット申し込み先:芸人三昧
tel:050-2200-6314(IP電話で、常時、留守電)
fax:020-4663-4306(D-FAX)
e-mail:enbu@kf.netyou.jp
ホームページ「芸人三昧」からも予約可能
http://geinin.syoutikubai.com/

★結純子ひとり芝居「地面の底がぬけたんです」
 あるハンセン病女性の不屈の生涯

藤本としさんの自伝的聞き書き・随想集「地面の底がぬけたんです」(思想の科学社刊)を原作に、彼女の不屈の生涯をいきいきと再現し、生きる元気を与えてくれる感動のひとり芝居です。

【作品概要】
藤本としは明治34年(1901年)に東京・芝琴平町で生まれた。
子供の頃は芝居好きの母親に連れられよく歌舞伎を観に行った。
縁談がととのった18歳のとき、突然、自分がハンセン病であることを知り、はかり知れない衝撃を受けるとともに、絶望の淵に立たされる。
数年後に相次いで両親を亡くし、自殺を図ったが果たせなかった。
以後、療養所を転々とする間に全身が麻痺し、47歳のとき失明。しかし、身体の不自由にもかかわらず、唯一感覚の残った舌で点字を読み、過酷な人生にもかかわらずいつも笑みを忘れず、病友にも慕われた。
昭和62年(1987年)岡山県の国立療養所邑久光明園で死去、86歳だった。
彼女の自伝的な聞き書き、随想集『地面の底がぬけたんです』(思想の科学社刊)は人間の生き方を深く考えさせる感動的な本である。
ひとり芝居「地面の底がぬけたんです」は女優結純子がみずみずしい感性と豊かな表現力で藤本としの生涯をいきいきと再現し、観客の心を揺さぶり、生きる元気を与えてくれる。

■2007年 第18回久保医療文化賞受賞■

日時:2008年10月28日(火)19:00開演(18:30開場)
場所:カメリアプラザ カメリアホール
   JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」北口徒歩2分)
料金:全席自由 一般3,000円 ティアラ友の会2,700円 高校生以下1,500円

主催:東京労音
協力:財団法人江東区地域振興会 江東区亀戸文化センター

ご予約・お問い合わせ:東京労音 03-3204-9933
            カメリアホール 03-5626-2125 http://www.kcf.or.jp/

江東区内チケット取扱い
江東区文化センター 03-3644-8111/豊洲文化センター 03-3536-5601
東大島文化センター 03-3681-6331/砂町文化センター 03-3640-1751
森下文化センター 03-5600-8666/古石場文化センター 03-5620-0224
総合区民センター 03-3637-2261/男女参画推進センター 03-5683-0341
ティアラこうとう 03-5624-3333/深川江戸資料館 03-3630-8625

★第3回ジュゴンイラスト・写真展のご案内

 ジュゴン保護キャンペーンセンターでは、下記のとおり「第3回ジュゴンイラスト・写真展」を開催します。
 名護市東海岸の大浦湾は、キャンプシュワブの隣に位置し、新基地建設の影響を直接受けます。その大浦湾で、全長50メートルの巨大アオサンゴが発見され、貴重な手つかずの自然を守ることが急務となっています。森〜川〜浜〜サンゴといった自然の恵みを残すことが大切です。また、全国から公募した「ジュゴンイラスト」約50点を展示します。子どもからお年寄りまで、皆さんの気持ちがこもったイラストです。ぜひご覧になって下さい。
 みなさまの参加を心より呼びかけます。

日時:8月23日(土)10:00〜20:00
   8月24日(日)10:00〜18:00
場所:フジサワ名店ビル6階ギャラリー(JR藤沢駅)
   ※入場無料
内容:
全国から公募したジュゴンイラストの展示、大浦湾の貴重な水中写真、
   ジュゴングッズ・書籍の販売
※ジュゴンイラスト、ボランティアスタッフ募集中です! お気軽に問い合わせ下さい。
http://www.iyor.jp/activity/detail.php?id=152

★九条の会・小平3周年のつどい
 ペシャワール会 中村 哲さん 講演会

アフガニスタンでハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わり、
また水不足に苦しむアフガニスタンの人々を救うべく、
井戸掘りと水路建設を続ける「ペシャワール会」現地代表の中村哲さんが、
九条の会・小平結成三周年記念講演を行います。

日 時2008年5月29日(木) 午後6時半開場 7時開演
場 所ルネこだいら 中ホール
参加費800円 高校生以下・障がい者とその付き添いの方は500円

*現在チケット販売中です。チケットは事務局のほか、一橋学園駅近隣の書店でも購入できます。

*当日券の発券ができない場合もありますので、参加ご希望の方は、必ず事前にチケットをご購入いただくか、電話でのご予約をお願いします。
  事務局 042-343-0456
  ネットでの連絡先は、ricchann3@hotmail.comの方でお願いします。

★森達也さん講演会
「死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う。」


日 時:2008年 5月23日(金)午後7:00〜9:00 (開場6:30)
場 所:大阪人権センター 3階・第1研修室
    〒556-0028大阪市浪速区久保吉1-6-12 TEL:06-6561-9121
    JR大阪環状線芦原橋駅から北西へ約300メートル
  南海汐見橋線芦原町駅から西へ約50メートル
参加費:1,000円
主 催:アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止ネットワークセンター大阪
問合せ:アムネスティ大阪事務所
    〒552-0021大阪市港区築港2-8-24 piaNPO-509  
    TEL:06-4395-1313  FAX:06-4395-1314
    Eメール shihaiamnesty@yahoo.co.jp 
    ホームページ http://www.amnesty.or.jp/

講師 もり・たつや さん  公式サイト http://www.jdox.com/mori_t/
 映画監督/ドキュメンタリー作家
 1956年広島県呉市生まれ。 
 1998年、オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を発表。
 2001年、続編の「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。
 著書に『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『職業欄はエスパー』(角川文庫)、
 『いのちの食べかた』(理論社)、『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)、
 『東京番外地』(新潮社)、『クォン・デ』(角川文庫)、
 『王様は裸だと言った子どもはその後どうなったか』『ご臨終メディア』(集英社)、
  など。
 今年1月に、『死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う。』
 (朝日出版)を発表。

★「パギやん 美空ひばりを歌う」
パギやんライブ with HALMA GEN in 杉田劇場


■日にち:2008年3月21日(金)
■会場確保時間:9:00〜22:00

■演目:パギやんライブ with HALMA GEN in 杉田劇場
    「パギやん 美空ひばりを歌う」

■公演時間
 昼公演:開場:13時30分
     開演:14時00分
 夜公演:開場:19時00分
     開演:19時30分
■出演:パギやん(趙博) HALMA GEN
■トークゲスト:矢崎泰久
■料金(木戸銭):2000円(前売り)3000円(当日)
■座席数:310席(全席指定)
■場所:磯子区民文化センター 杉田劇場
    所在地:〒235-0033 横浜市磯子区杉田1-1-1(らびすた新杉田4階)
    TEL :045-771-1212
    FAX :045-770-5656
    E-Mail :sugigeki@yaf.or.jp
    http://www.sugigeki.jp/index.html
■杉田劇場とは
昭和のスーパースター美空ひばりは横浜市磯子区滝頭で生まれた。
昭和21年3月に本名である加藤和枝で8歳にして初舞台を踏んだのが杉田劇場である。
その杉田劇場は昭和25年に閉館したが、今日の杉田劇場は
そういう由緒のある名称を踏襲したものである。
美空ひばりゆかりの杉田劇場で、パギやん(趙博)が美空ひばりの名曲を
ハルマ・ゲンの演奏で歌い、トークゲストに矢崎泰久を迎えて
美空ひばりの秘話を語るイベントが今回の
「パギやんライブ with HALMA GEN 美空ひばりを歌う」である。
パギやんが心酔する美空ひばりを再現するこのライブは、
まさに杉田劇場にふさわしい美空ひばりへの
オマージュ(敬意。尊敬。また、献辞。賛辞。)である。

★六甲奨学基金・第11回古本市

http://ksyc.jp/furuhonichi.html

六甲奨学基金では募金活動の一環として毎年、古本市を開いています。
自宅で眠ったままの本、読んでしまってそのままの本、すてるにはもったいないと
積んだままの本などはありませんか?
ぜひ、神戸学生青年センターに送ってください。
売り上げは、今後の留学生・就学生支援活動に役立てるために六甲奨学基金の一部と
させていただきます。

○日時:08年3月15日〜5月15日
○会場:神戸学生青年センターロビー
    ※本の受付は、3月1日〜31日
    ※ボランティアを募集しています。よろしくお願いします。
    ※今年の目標は、6人分の奨学金360万円です

◆お問い合わせ先
(財)神戸学生青年センター 古本市係

TEL 078-851-2760 / FAX 078-821-5878

山川菊栄賞贈呈式ご案内

皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、今年度の山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(山川菊栄賞)贈呈対象者・対象作品が決定致しましたので、ご報告申し上げます。

 ★2007年度山川菊栄記念婦人問題研究奨励金(山川菊栄賞)★

 贈呈対象者  中村 桃子
 対象作品   『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房)
                            
 つきましては下記の要領で贈呈式を行いますので、ご案内申し上げます。お忙
しいなか恐縮ではございますが、ご出席いただければ幸いに存じます。

日時 2008年1月27日(日) 13時30分〜16時30分
場所 女性と仕事の未来館 第一セミナー室
   港区芝5−35−3 TEL.03-5444-4151
   JR田町駅三田口(西口)から徒歩三分
   地下鉄(都営浅草線、都営三田線)三田駅A1出口から徒歩1分
会費  500円

※贈呈式では選考経過報告、中村桃子さんの講演「『ことば』を乗り越えて創造する」が行われます。   

藤沢市片瀬360−10 Bー307
山川菊栄記念会
TEL&
Fax(0466)26-6135
e-mail y.kikue@shonanfujisawa.com

2007年 六輔年忘れ
「奇想天外!新宿寄席」「バラエティ&オークション」

■12月27日(木)18:00開演(17:30開場)
奇想天外!「新宿寄席」

漫才/入歯亭 六輔
漫才/入歯亭 泰久
俗曲/三遊亭小円歌
学説/きたやまおさむ
論説/辛 淑玉
毒談/佐高 信
黙劇/カンジヤマ・マイム

めくり/外山恵理
席亭/矢崎泰久

■12月28日(金)18:00開演(17:30開場)
バラエティ&オークション

出演:永六輔、オオタスセリ、小林啓子、小室等、趙博、中山千夏、
松崎菊也、松元ヒロ、矢崎泰久、(50音順)。その他飛入り多数

■日時 12月27日(木)、28日(金)
■会場 紀伊國屋ホール(新宿本店4F)
料金 各日5,000円(全席指定・税込)
■チケットお取扱い キノチケットカウンター(新宿本店5F 10:00〜18:30)
■お問合せ・電話予約 紀伊國屋ホール 03-3354-0141
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■主催 紀伊國屋書店
■制作 花林舎
■プロデューサー 矢崎泰久

◎イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。
◎定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があります。チケットの残数については上記宛へお問い合わせください。

〜〜2007年 世界死刑廃止デー 特別企画〜〜
日本はなぜ死刑を廃止できないのか?
「死刑・戦争・差別、その根底にあるもの」

◆ ◆ ◆

講師:辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)
   辻元清美さん(衆議院議員)
   山口正紀さん(ジャーナリスト)

長勢前法務大臣は法相として10人目の死刑を命じ、8月23日(木)に3名の死刑の執行が行われました。1人の法務大臣でこれだけ多くの死刑執行を命じたのは1993年の死刑執行再開以来、最多です。確定死刑囚が100名を越えた今、法務省は毎年10名単位の執行を常態化させるつもりでしょうか。また、11月1日にテロ特措法の期限がきれます。その延長問題が臨時国会で大きな山場をむかえることになります。アメリカの戦争に協力するのか否か、今、まさに問われています。
10月10日は世界死刑廃止デーとして、世界中で死刑廃止に向けたイベントが行われます。大阪では、辛淑玉さん、辻元清美さん、山口正紀さんをお招きして、世界が死刑廃止に向かう中で、頑なに死刑制度を残す社会について、そして、死刑制度と地続きでつながる戦争や差別のことについて考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。(なお、辻元さんは国会情勢により不参加になる可能性もあります。)

◆ ◆ ◆

日 時:2007年10月14日(日)
    午後6時〜8時(予定)(午後5時40分開場)

場 所:アピオ大阪 3階 301号室
    大阪市中央区森ノ宮中央1−17−5 
    TEL:06-6941-6331
    ■交通/JR環状線又は地下鉄中央線・
     長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」下車すぐ。
     日生球場跡東側。

参加費:1000円
申込み:不要

問合せ:アムネスティ大阪事務所(? 06-4395-1313)
  Eメール:shihaiamnesty@yahoo.co.jp
     http://www.amnesty.or.jp/ 

主 催:(社)アムネスティ・インターナショナル日本
    死刑廃止ネットワークセンター大阪