中山千夏(在日伊豆半島人)

ただいま!
やっと「内地」の気候にも慣れてきて、社会復帰のメドもついてきたところ。

ボニン島こと小笠原は、確かに亜熱帯的だけれど、暑さも湿気もスカッとしていて、伊東より、まして東京より、過ごしやすいなあ。
ことに今年はツイてました。
これまで経験したボニンの海でも、最高の海だったし、島民との交流ももひとしお楽しかった!
おみやげは写真だよ(^^)

世界自然遺産のカナメ、南島から父島を望む。父島には2千人ほどひとが住んでいるけれど、ここから見える南部はほぼ無人。

南島といえば、これ。うんと昔に絶滅したカタツムリ、ヒラベソカタマイマイの殻。半化石で地層を形成しているのが、雨風で崩れ出て、こんな感じにたくさん散らばっている。

ぎょぎょっ、ここにも現実がああ! 父島の町に立つ東京選挙区の看板。交通信号の数(ふたつ?)よりはるかに多くありました。投票場は一箇所。ちなみに私は期日前投票して島に向かった。

 

父島よりさらに南、母島に上陸したのは2度め。400人くらいのほんとに小さな村落。でも、おしゃれでおいしいレストランがある。

ガイドに案内されて、特別天然記念物ハハジマメグロを見に入った森には、太平洋戦争の時の大砲が。当然ながら小笠原諸島や硫黄島には、戦跡が多い。メグロは声を聞いただけ。ところが……

村の人家の庭にいた! こんなふうに仲間と見た…のですが、私のカメラ(うで?)ではメグロはうまく撮れなかった。残念。今回はアカガシラカラスバトも父島でじっくり見た。写真はやはり、お見せするほどのものは、撮れなかった。負け惜しみを言うと、どちらも超地味なので、よく撮れたとしても、一般ウケはしないでしょう(^^ゞ

これは派手だよ、イルカと大接近! 初めて潜った母島の海で。

ひとなつこいミナミハンドウイルカですが、こんなに近くで長く遊んでもらったのは初めて。

こちらはハシナガイルカ。船とはたわむれるけれど、ひととは遊んでくれません。場所は父島の海。

日本ではボニンにしかいないというシロワニ(サメ類)。大好き! 口元のはお掃除する小魚。おとなしいし、昼間は眠りつつ泳いでいるそうですが、近くで見るとド迫力。遠かったけれど、今回はゴンドウクジラやシュモクザメとも出会った。すごくラッキー。

おいしいカンパチ。美しい。でも、潜らないひとには地味かもね。

こいつは派手でしょ。ヘラヤガラ。

シャコガイの身もきれい。

へんなのもいろいろ。これ、糸くずじゃないのよ、カニの仲間よ。1センチほど。

やはり極小の超絶擬態名人。どこにいるかわかる? ぐぐっと寄って…

ピグミーシーホース。タツノオトシゴの仲間。

いろいろな魚のみごとな群れも堪能しました。これはムレハタタテダイ。

撮影中の私(写真提供ウラシマン)。こんなふうにして、たあくさん見て、撮影してきたの。

海、いいなあ。
空、いいなあ。
緑、いいなあ。

さっ!
これでまたリフレッシュして、人間界に向きあおうっと!
どんどん政治状況は悪くなるけれど、めげてても仕方ないからね、おたがい、うるさいばあさんで、がんばろうねっ。