第204回 がんばろう、おんな組!

佐古和枝(在日山陰人)

はい!サコです。今年もよろしくお願いしますっ!
と機嫌よく新年のスタートを切りたいところですが、アルジェリアの人質事件。。。悲惨な結末に胸が潰れる思いです。

アルジェリアだけでなく地球上のあちこちで武力抗争は続いているし、中国や北朝鮮も武力で威圧しようとするし、国内では大阪市での高校生体罰自殺事件に続くように各地で暴力的指導が報告され始めました。

人類が言葉を話すようになったのが、250万年前といわれています。他の生き物と人類を区別する大きな特徴ですね。せっかく言葉というトラブルの平和的解決方法を得たというのに、数千年前には集団殺戮がおこなわれ始めたようです。日本列島は比較的平和が続き、殺人用の道具(武器)が出現するのが紀元前3世紀頃。以来ずっと、話しあいより武力・暴力に頼る人間は後を絶たず。おサルさんレベル・・・いいえ、おサルさんは、大量殺戮とか無差別殺人などしないから、おサルさんの方がどれほどマシか。

かつてイランで日本人の人質事件が起きた後、キョンナムさんが「私たちみたいな在日が人質になっても、日本政府は助けてくれないのよね」と呟いた。実際、助けてくれるのかと、ある大物政治家に直接尋ねたら、「難しい」という答えが返ってきたそうです。ひどい話ですよね。
不安げなキョンちゃんに、「私達が助けるよ!」と、すかさずサコッチ両人は叫んだ。そこから話が盛り上がり、「おんな組」発足に繋がった・・・でしたよね。

尖閣諸島や北朝鮮の危なげな動きに、新政権も世論も右傾化しつつある今、少数派かもしれないけど、やっぱり「おんな組」まっしぐら!です。なにはともあれ、非武力・非暴力!と頑固に叫ぶウルサイ婆さんになってやる!