あんなこんなそんなおんな・・・・・昔昔のその昔 第59回

■草花と性■

中山千夏(在日伊豆半島人)

野草、いいね〜。海もいいけど、草花大好き。

そういえば、一昨日の土曜日、NHK教育テレビの「サイエンスZERO」って番組で「性の不思議に迫る〜性差医療最新研究」やるというから、熱心に見たの。妙なこと言ったら承知せんぞ〜ってね。だって、いくつかのテーマのひとつに、「脳の性差」があるんだもの。アブナイ、アブナイ。
結果はまずまず無事だったよ。

性ホルモンの働きが影響を与えるので、女性のほうが喘息になりにくい、などの性差が表れる。(そりゃありうるね)。脳にも性ホルモンは影響し、性差を産む。(それもありうる)。
実験的にも、女性は男性よりも空間認知が苦手、などの性差が観察されている。(おいおい、ちゃんとした実験なんだろうねー)。
しかし、論理的思考などにまでおよぶほどの重大な性差はないし、また、個人差が大きいので、性差を言えるのは、あくまでも女性男性それぞれのグループについてのことだけである。

という結論になってた。性差と脳、とか、性差と指向、とかの話は難しいよね。性差が観察されたとして、それがほんとうに肉体と生理の性差から生まれているのかどうか、よほど慎重に研究して結論してもらわないと。

そういう前提で、私の観察結果を言うと、男のひとで草花にくわしいひと、少ないね。もちろん、学者は別だよ。一般人で。「どれ見ても草は同じに見える」なんていうのは、圧倒的に男に多い。
これは肉体や生理からのことではなくて、草花⇒やさしい⇒おんなっぽい、という連想から、男らしさを創る時に草花への感性を削りとってきた結果じゃないかな。
でも、そこに知的要素が加わって、薬草となると、男の支配下になるよね。だけど、それは中国や日本のことであって、ヨーロッパではもっぱら魔女が薬草を支配してたね。

う〜ん、草花と性のかかわり、面白いですね!!
知ってることあったら、教えて〜サコせんせ〜